MacBookを本格的に使い始めて、一か月半が経ちました。
まだまだ使いこなせている感じはありません。それでも、毎日触っているうちに見えてきたことがあります。今の時点で一度、記録として残しておきたいと思います。
切り替えて、よかったと思っています
そもそもWindowsからMacに乗り換えた最大の理由は、それまで使っていたパソコンでZoomの不具合が解決しなかったことでした。困り果てての決断だったと言ってもいいと思います。
けれど、Macを触るようになってから、思いがけない変化がありました。
動画編集や音楽制作に挑戦してみたい——そんな思いが、再びだんだん強くなってきたのです。これは以前から考えていたことですが、色々あって頓挫していました。
一方で、長年Windowsで身についた癖があるので、Macの操作にはまだ慣れていないという感覚もあります。特に、文字を打っているときやクリックしたときに画面が飛んでしまうことがあり、そういう瞬間にそれを強く感じます。
想像以上によかったこと
一か月半使ってみて、「これは良かった」と感じていることを挙げてみます。
画面を開くと、効果音が鳴って自動的に起動する。地味なことですが、起動する時に電源ボタンを押す、この一手間が省けるのは、思いがけず楽なことでした。
指紋認証。パスワードを打つ手間がないというのは、想像していた以上に快適でした。
iPhoneとの連携。メモアプリやAirDropで、パソコンとiPhoneのデータをやりとりするのがとても簡単です。同じメーカーの製品同士だと、こんなに違うのかと思いました。
外付けキーボード。パソコンの手前に書類を置くスペースが欲しくて、迷った末にAppleの外付けキーボードとマウスを購入しました。これが、両方ともとても使いやすいのです。
キーボードは、買う前に店舗まで行って確かめました。ここまでキーストロークが浅いものは初めてだったので、正直どうかなと思ったのです。ところが実際に打ってみると、打鍵感が心地よく、速くタイピングできることに驚きました。Windowsのときに使っていた市販の汎用キーボードとは、比べものになりません。
画面がきれい。そして、目が疲れにくい気がします。シニア世代なので目への負担は気になるところで、以前は特に夜、パソコンの画面を見るのがきつく感じていました。Macに変えてから、それをほとんど感じなくなりました。
正直、Windowsのほうが楽だったこと
良いことばかりではありません。こちらも併せて書いておきます。
日本語入力。変換候補の一覧から目当ての文字を探すとき、Windowsではスペースキーを押し続けて探せました。これがとても楽だったのです。
Macでスペースキーを押すと、どうやら確定の意味になるようで、同じようにはいきません。マウスで候補一覧をスクロールして、見つけたら左側に表示されている数字をキーボードで入力する——それが一般的な使い方のようです。
Finder。ファイルを探すときに使うものですが、Windowsのエクスプローラーのほうが、はるかに見やすく使いやすいと感じます。
Microsoft Officeとの相性。これは、Windowsが圧倒的に良いと思います。私は主にWordを使うのですが、Windowsのほうが動作が軽く感じますし、画面が変に飛んだりしません。
エクセルやパワーポイントは、Macに変更してからまだあまり使う機会がないので、そちらはよく分かりません。
設定を変えたら、改善したこともありました
実は、この記事を書いている今日、AIに相談してみました。日本語入力と画面が飛ぶ問題について、何か解決策はないだろうかと。
そうしたら、二つの設定を教えてもらいました。
ひとつは、「Windows風のキー操作」という設定です。
システム設定からキーボードを開き、入力ソースの「編集」をクリック。「日本語 – ローマ字入力」を選んで、少し下にスクロールすると、この項目があります。これをオンにすると、日本語入力のキー操作がWindowsに近づくのだそうです。
Windowsから移ってきた人向けに、こんな設定が用意されていたとは知りませんでした。
もうひとつは、トラックパッドの「タップでクリック」をオフにするというもの。
トラックパッドは感度が高いので、タイピング中に手のひらが触れると、カーソルが飛んでしまうことがあるのだそうです。言われてみれば、思い当たることがありました。本体のキーボードを使っていた頃のほうが、画面が飛ぶことは多かったのです。今は本体を十センチほど高い位置に設置して外付けキーボードを使っているので、そもそも触れる機会が減っていたわけです。
設定を変えてみたところ、変換候補は下矢印キーで選べるようになりました。
ただ、下矢印キーを叩く速度に、画面のほうが追いついてこないのです。長年、自己流の早打ちで仕事をしてきた癖でしょうか。結局、下矢印キーを連打するより、トラックパッドで候補一覧をスクロールしたほうが速い、という結論になりました。
とはいえ、選択肢が増えたのは確かです。まだ数時間しか試していないので、これから慣れていくのかどうかは分かりません。もう少し使ってみて、また報告できたらと思います。
まだ慣れないこと
スクロールの方向。Windowsではずっと「下に動かすと下にスクロール」で使ってきました。Macではこれが逆になります。設定で変えることもできるようですが、今のところそのままにしていて、ときどき違和感を覚えます。
突然現れる絵文字の一覧。これまでの入力の癖で、知らないうちに何かのショートカットキーを押してしまうようで、突然絵文字がずらりと出てくることが時々あります。何を押したのか、いまだに分かりません。
困ったことが起きたときは、最初はサポートセンターに電話をして解決していました。最近は、自分でネットを検索して調べることが増えています。調べてみると、同じように感じているユーザーが思いのほか多いことも分かりました。
どんな人に向いているのだろう
一か月半使ってみて、思うことがあります。
WindowsでWordをよく使う方にとっては、Macはかなり勝手が違うと感じられると思います。職場でWindowsを使っていて、自宅でもMicrosoft Officeを頻繁に使う方は、Windowsのままのほうがストレスが少ないのではないでしょうか。
私の場合は、すでに定年退職して、以前のようにWordで大量の書類を作ることがなくなりました。だから、乗り換えるのに良い機会だったのだと思います。
一方、これから動画や音楽など、新しい分野に挑戦してみたい方には、Macという選択もありかなと思います。もともとそういった分野のユーザーが多いようですし。
Windowsは左脳的、Macは右脳的?
不思議なことがあります。
Macの画面を見ていると、動画や音楽といった分野に挑戦してみたいという意欲が、自然と湧いてくるのです。正直Windowsの画面ではそのように感じることはありませんでした。
あえて例えるなら、Windowsは左脳的、Macは右脳的な分野により向いているのかもしれません。根拠のある話ではなく、あくまで私の感覚ですが。
道具が変わると、やりたいことまで変わってくる。それは、思いがけない発見でした。
まだ一か月半ですが、試行錯誤しながらも、これからもMacライフを楽しんでいきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

